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むし歯になりにくい“正しい歯みがき”のコツ

  • nasasho6
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

こんにちは、西川歯科医院です。

毎日しっかり歯みがきをしているつもりでも、「どうしてむし歯になるのだろう…」と不思議に感じることはありませんか? 実は、歯を守るためには“みがき方の質”がとても大切です。今回は、今日からすぐに実践できる正しいみがき方のポイントを、分かりやすくご紹介します。

まず大切なのは、歯ブラシの持ち方です。力を入れすぎてしまうと、歯ぐきを傷つけたり、知覚過敏の原因になることがあります。えんぴつを持つように軽く握り、優しく小刻みに動かすのが基本です。ゴシゴシと大きく動かすより、細かいストロークで丁寧に磨いたほうが汚れはよく落ちます。

次に意識したいのが、歯と歯ぐきの境目です。むし歯菌や歯周病菌はこの部分にたまりやすく、気づかないうちにトラブルの原因になります。ブラシの毛先を45度くらいの角度で当て、軽い圧で動かすと効果的にプラークを落とせます。特に奥歯の外側・内側は磨き残しが多い場所なので、少し時間をかけてみてください。

また、歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが取りきれません。フロスや歯間ブラシを併用することで、むし歯のリスクを大きく減らすことができます。「面倒だな…」と思う方も多いのですが、1日1回、夜だけでも習慣にすると効果がはっきり表れます。毎日のケアの質が、将来の歯の健康を左右するといっても過言ではありません。

さらに、使用する歯ブラシの交換時期も大切です。毛先が広がってきた歯ブラシでは、汚れがしっかり落ちないだけでなく、逆に歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。目安は1か月に1本。毛先の弾力がなくなったら、早めに新しいものに取り替えましょう。

そして忘れてはいけないのが、仕上げとしてのうがいです。多量の水で勢いよく何度もうがいをしてしまうと、フッ素の効果が弱まってしまうことがあります。歯みがき粉を使った後は、軽く1〜2回のうがいで十分です。せっかく取り入れたフッ素を長くお口に残すことで、むし歯になりにくい環境をつくることができます。

「正しく磨けているかな?」と不安な方は、ぜひ当院の定期検診をご利用ください。西川歯科医院では、患者さん一人ひとりに合わせたブラッシング指導も行っており、実際に鏡を見ながら正しい動きを丁寧にお伝えしています。

毎日の歯みがきは、未来の健康を守る大切な習慣です。今日から少しだけ意識を変えて、むし歯になりにくいお口を一緒につくっていきましょう。

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